メソッド2 コミュニケーションを強化する戦略


自社のブランド・アイデンティティは、人々の目に触れて、初めてブランドとして認知されます。そのためには、社会への露出を増やし、自社の存在を知らせるコミュニケーションが重要です。コミュニケーション戦略は、PR戦略・広告戦略を通して、ブランドの露出を増加させるための戦略です。
例えば、ブランド・アイデンティティがありながら、販売数が伸び悩むようなケースは、コミュニケーション不足が原因です。良い個性を持ちながら、引きこもっていたのでは、出会いのチャンスがありません。露出を増やすことで、顧客との接点も増加し、結果的に事業成果にも反映します。
また、リーチしたい顧客層が特定の企業群か、もしくは一般消費者かによって、PR戦略に重点を置くか、広告戦略を充実させるか、戦略が大きく異なります。
ブランドがB2Bの場合は、PR戦略に軸を置きます。衝動買いがないため、むしろ、比較検討や、決裁を勝ち得るだけの評判や論理的根拠が重要になるからです。PR戦略のポイントは、自社の情報をどのように見せたら、顧客からの問い合わせや、大手メディアからの取材依頼が来るのか。つまり、情報に食いついてもらうための企画が、鍵を握ります。また、提供できる情報が多ければ多いほど有利になるため、WEB(ホームページ)を中心としたPR戦略が効果的です。
一方、ブランドがB2Cの場合は、広告戦略に軸を置きます。広く消費者にリーチするには、広告の力が必要です。また、個人の購買理由は、衝動的理由が強く、コミュニケーションにインパクトを持たせる必要性があるため、出稿媒体やクリエイティブを重視します。
■成果物:コミュニケーション戦略企画書


