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コラボレーティブ経済が全世界にやって来る

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筆者近影

宮崎 晴人(ハルデザインコンサルティング株式会社 取締役会長)

2014/02/04

2014年は、コラボレーティブな時代の幕開けとなりそうです。
先日のForbesオンラインのコラムによると、ソーシャルメディアが基盤となる現代の世界を、これまではシェアリング経済(Sharing Economy)や、共同消費(Collaborative Consumpution)など呼ばれて来ましたが、ここに来てコラボレーティブ経済(Collaborative Economy)と呼ぶようになったそうです。
どのような呼び名であっても、この世界が進んでいる道の先には、自分たちが持っているモノやアイディアを、誰かと共同で分かち合う事で、個人やビジネス、引いてはこの地球そのものにとって、より効率的な世界を築こうとする思想があります。もはや、こういった考え方は、実験的な試みや、アンダーグラウンドの活動に収まらず、むしろ今や、表側の経済活動と入れ替わろうとしているのです。

「コカコーラ社は、2015年までにプレスリリースを完全撤廃する」
先日、コカコーラ社のPRチームの責任者であるAshley Brown氏から、このような発表がありました。今後は、話題性のあるイベントを積極的に実行して、それを見た世界の人々がその話をシェアして行く。従来のオフラインPR活動よりも、オンラインPR活動の方が、結果的に大きな成果を生む事が分かったからだそうです。

この話が意味する事は何でしょうか。
オフラインの活動が見直され、今後はオンラインと入れ替わる。これは、従来、表の世界で当然のように行われて来たビッグメディアを軸とした宣伝活動をやめて、これからは個人の「コラボレーティブ」な力の上に、自社のブランドをつくって行こうという意味です。それも、ブランディングの巨人と言われるコカコーラ社が行うのですから、とても大きなインパクトを持ちます。コカコーラ社と同じように、自社ブランド形成に大きな宣伝費を使っている企業は、当然ながら、この動きに追随する事でしょう。

つまり、この世界は、パワーがより人々に移って来たのです。
人々の行動や、人々の関心、気持ち、思想、それらを共有しようとする人々の「コラボレーティブ」な繋がりに、資本力で押し込んで来た従来型の企業活動は、転換期を迎えようとしています。

このような世界が来る事を、SNSが誕生していなかった10年前に、誰が想像できたでしょう。
しかし、驚異的なのは、このたかが10年で世界は一変しようとしているのです。
コラボレーティブな時代に、今、世界で何が起きているのか。
そして、ビジネスはこの時代に、どう対処したら良いのか。

2014年の大きなテーマとして「コラボレーティブ経済」をレポートして行きたいと思います。

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