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見知らぬ人とのコラボレーションで新ビジネスを創るCollabfinder

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筆者近影

宮崎 晴人(ハルデザインコンサルティング株式会社 取締役会長)

2013/09/30

「会社に所属しないと仕事がない」というのは昔の話。
今やオンライン上の見知らぬ人と共に、新しいビジネスを創ることも可能な時代になりました。それが、Collabfinder。
例えば、私達に素晴らしいビジネスアイディアがあり、実現するにはエンジニアやデザイナーが必要ならば、Collabfinderを使って、場所、職種、プロジェクトのジャンルを検索すれば、最適な人材が見つかるという仕組みです。また、用途は新ビジネス創りだけでなく、大学の研究者がプレゼンテーション資料作りにデザイナーが必要、という時でも手軽に利用できる優れたサイト。
ソーシャルの世界は、単に友達を作って仲良くするという段階から、技術のある者同士で何かを創り上げるという、新しい時代に突入しようとしています。

Facebookが、ソーシャルサイトの代表として注目された、2008年頃。既に、誰かと知り合うだけでなく、知り合った人と何かを成し遂げる、コラボレーションサイトが生まれようとしていました。
これまでのWebビジネス戦略レビューで紹介した、CADモデルを共有するGrabCADや、フリーランスを見つけるODeskを始め、ソースコードをシェアし合うGithub、オープンソースの法律書類の提供するDocracy、プロダクト造りをコラボするKnowableなど、コラボレーションサイトは今後注目の存在です。

なぜ、これほどまでにオンラインコラボレーションが流行っているのでしょうか。
それは、誰でもアイディアさえあれば、必要な仲間をオンライン上から引っ張って、気軽にプロジェクトがスタートできるからです。それはまるで、仮想の大学キャンパスです。志のある学生同士が、得意不得意に応じて役割分担し、学生時代にベンチャービジネスを立ち上げるように、Collabfinderのようなオンライン上のコミュニティがあれば、年齢に関係なくいつでも学生時代のように仲間を集めて、新ビジネスを組み立てる事ができます。

オンラインコラボレーションは、私達の従来の仕事の仕方を、大きく変えようとしています。
これまでは、企業を軸に人材が集まり、その企業の中でプロジェクトが立ち上がり、実行されるケースがほとんどでした。しかし、オンライン上の世界は、企業名や肩書きは意味を成しません。Facebookのフレンドを見れば一目瞭然です。自分が所属する企業にこだわってフレンドを構成しないように、様々なジャンルの人々と交流が可能なのであれば、それぞれの得意分野に応じて、仕事も企業を超えて協力した方が、はるかに効率的です。自分の部署に、Facebookのフレンド達のようなチームが作れたら、間違いなく今より素晴らしい仕事が成し遂げられる事でしょう。

さらに、仕事のスピードが求められる中、従来の企業慣習的な企画会議や稟議などのプロセスを踏んでいては、プロジェクトが立ち上がる頃には、既に後発組になっている可能性があります。逆に言えば、オンラインコラボレーションを上手に利用する事で、既存ビジネスの隙を突き、いち早く成功を手にすることができます。

オンラインの世界は、確実にコラボレーションの時代に進んでいます。
モノが流通するEコマースの次は、人が流通するEワークの時代と言えそうです。

Collabfinder
http://collabfinder.com/

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