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【IT時代のブランド戦略 vol.01】
Googleペンギン2.0でオーソリティ理論が加速する

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筆者近影

宮崎 晴人(ハルデザインコンサルティング株式会社 取締役会長)

2013/05/23

いよいよ『オーソリティ理論』の本格化が確実になりました。
Googleの検索品質チームのリーダーであるマット・カッツ氏が、Googleが来月にも検索アルゴリズムを大きく変えることを今月アナウンスしました。そのプロジェクト名は『ペンギン2.0』。『ペンギン』アップデートとは、Googleのガイドラインに違反して、故意に検索順位上昇させようとするサイトを排除するためのアルゴリズムのことです。

マット・カッツ氏は、今回の『ペンギン2.0』の説明ビデオの中で、こう言っています。
「もしあなたが、高品質なコンテンツを提供している優良なサイトを運営しているなら、今回の大規模なアルゴリズム変更は驚くことはないし、心配することもないでしょう。でも、ユーザの意図に反して故意に検索順位をコントロールしているサイトであれば、結構大変なことになるでしょう」

つまり、これまで以上に良質なサイトを評価し、悪質なサイトにダメージを与える。
それが『ペンギン2.0』の目的です。

では、良質なサイトとは、どんなサイトでしょうか?

今回、マット・カッツ氏の説明の中で注目すべきは、オーソリティ(権威)のあるサイトへの評価です。
以前、このWebビジネス戦略レビューでも紹介しました『オーソリティ理論』(「インターネットビジネスを始める前に知っておきたい10の法則 2.ユーザは『オーソリティ』に集まる」を参照)が、確実に加速されることとなります。
『ペンギン2.0』で、Googleは、特定のテーマや分野で、NO.1のコンテンツ網羅性を持つ権威あるサイトに対して、検索順位において支援して行くことを目指しています。ある分野でオーソリティを持っているなら、関連テーマの検索においても、今後は検索順位が上昇する可能性があります。

これが意味するところは「地道に優良なコンテンツを発信・蓄積してきたサイトを評価する」ということであり、『オーソリティ理論』が着実にインターネット世界で実行されている証です。

では、反対に、悪質なサイトとは、どんなサイトでしょうか?

まず、いわゆるSEOテクニックに依存するサイトは、要注意です。
サイトのコンテンツ内容に関係のない無意味なリンクや、SEO目的の相互リンクなどが、今回の『ペンギン2.0』のペナルティ対象になる予定です。マット・カッツ氏によると、Googleはこれまで以上に高度なリンク分析を行うソフトウェアを開発しており、故意にリンクを操作するサイトを排除する方向です。

こうなると、外部から検索順位を操作するSEO会社を利用する方法が、ほぼ『ペンギン2.0』のペナルティ対象になると解釈できます。
実際に、SEO会社がどのような方法で検索順位を操作しているかは、その会社ごとに不明ですが、そもそも検索順位を操作すること自体がGoogleのガイドラインに違反しており、その対策として『ペンギン2.0』が発動されているのです。したがって、今後のSEOの姿、つまり、検索エンジン対策とは、Googleのガイドラインに沿って高品質なコンテンツを発信・蓄積するオーソリティ・サイトに育てることが、最大のSEOとなるでしょう。
今回の『ペンギン2.0』は、その始まりになる環境変化となることは、間違いないでしょう。

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