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インターネットビジネスを始める前に知っておきたい10の法則
9.情報更新の頻度をコントロールする

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筆者近影

宮崎 晴人(ハルデザインコンサルティング株式会社 取締役会長)

2013/05/02

CVRの高いリピート訪問者を獲得するには、情報更新を心がける必要があります。
代わり映えのないコンテンツ内容では、何度もサイトに訪れる価値が感じられません。これを避けるには、当初サイトを設計する時点で、情報更新が円滑にできるコンテンツ構成を決めることが重要です。つまり、スケーラブルな展開が期待できるコンテンツ内容を予め企画することです。
実際に、どの程度情報更新するかによって、日々の訪問者の数が左右されます。例えば、広告を使わないで、月間訪問者数で30万人を獲得するには、少なくとも毎日300ページは更新する必要があるでしょう。業態にもよりますが、ECサイトでも、BtoBサイトでも共通なことは、継続的に訪問者を獲得するには、絶え間ない情報更新が必須だと言うことです。

ここで、コンテンツの情報更新と言うと「上書き更新」なのか「追加更新」なのかという問題がありますが、以前お話しした検索ロボットとオーソリティ理論を考えると、正しくは「追加更新」です。
一つのコンテンツに対して、一つのURLを付与すると考えると良いでしょう。つまり、検索ロボットはコンテンツを『インデックス化』するので、新しいコンテンツを公開する時は、新しいURLを付与することで、新しいインデックスを検索ロボットに作ってもらうのです。これが上書き更新になると『インデックスの書き直し』になるので、クローリングのタイミングによっては、正しい検索結果が表れなくなります。

先のオーソリティ理論によると、コンテンツの網羅性が重要ですので、スケーラブルな追加更新が必要です。
ECサイトの場合、商品数(SKU)を増やすと、売上も増える相関関係があります。この場合も追加更新が理想ですが、売り切れた商品をいつまでも放置しておくと、ユーザエクスペリエンス(UX)が悪化しますので、この場合は古いページごと削除します。したがって、継続的に売上を伸ばすには、日々の削除ペースよりも、日々の追加ペースを伸ばす必要があります。販売、仕入れ、在庫の管理をITで効率化し、作業量の増加を吸収して行きます。

BtoCサイトや、BtoBサイトの場合は、ECのような商品入れ替えが頻繁に起きませんので、日々の作業としては追加更新をすれば問題ありません。リアルタイムの販売管理や在庫管理も不要ですので、運用はずっと簡単です。
しかし、逆に、ECサイトのようにSKUが豊富ではありませんので、コンテンツ追加が思うように進まないケースがあります。これを克服するには、商品にフォーカスをするのではなく、商品を取り巻くリーディングコンテンツの追加を目指します。
例えば、たとえ商品が1種類だとしても、その利用方法やケーススタディ、顧客の感想、業界調査や考察のコンテンツなどは、作ろうと思えば、ほぼ無限に作成することができます。これらのコンテンツのスケーラビリティを発揮することで、ネット上での網羅性が高まり、自社サイトにユーザが誘導される仕組みです。

情報更新の頻度ですが、体制があれば毎日が理想ですが、少なくとも1週間に1度は更新が必要です。
日本のネットユーザの統計によると、毎日もしくは週に1度ネットに接続する人が9割近くに上ります。つまり、次回訪問するのは長くて1週間後になるので、それまでには必ず更新が必要だと言うことです。
一方、アメリカの調査によると、BtoBサイトの場合、週に3回更新するサイトと、週に1回更新するサイトでは、それほど違いが表れない結果となっています。したがって、ECサイトのように毎日更新する必要はなく、ユーザが価値が感じられる有益なコンテンツを、週に1回でも更新した方が良いことになります。

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