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[世界のウェブサイト]
Museo de Louvre - ルーブル美術館 - O to Oの成功事例

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筆者近影

宮崎 晴人(ハルデザインコンサルティング株式会社 取締役会長)

2012/10/23

世界のウェブサイト、第5回は、世界最大級の美術館、Museo de Louvre -ルーブル美術館。
ご存知のように、ルーブル美術館は古代オリエント・エジプト・ギリシャ・ローマの彫刻作品から近代ヨーロッパ絵画を数多く所蔵しています。しかしそのオフィシャルウェブサイトは、そのような歴史ある展示作品とは対照的に、非常に現代的です。シンプルで美しいレイアウト、メリハリの効いた色使いのモダンなデザイン。ウェブの技術としても、随所にAjaxなどの新しい表現方法が用いられています。新しい手法で表現することで、古く良いものをますます引き立たせている、そんな印象を受けます。

ルーブルのサイトはフランス語、英語、日本語、中国語の4カ国語対応をしています。通常すべてのページを多言語対応するのは、ボリュームもあり難しいのですが、ルーブルでは基本的に全ページ多言語対応されているようです。コンテンツの魅力としては、やはり展示作品を見ることができること。テーマ別の傑作セレクション、作品のデータベース検索、館内のバーチャルツアー等々。バーチャルツアーでは画面を360度回転させることができ、美術館を独り占めして作品を眺めているような体験をさせてくれます。また、テーマごとに設定された見学コースがあり、ダ・ヴィンチ・コード、食にまつわる美術、など20件近くの見学テーマが用意されています。これなら現地で参加するまえにしっかり予習していくことができ、また次の見学コースにも参加したくなることは間違いありません。
ヘッダにある[アカウントを作る]というリンクがあります。これはMyルーブルというコンテンツで、Myルーブルでアカウントを作ると、自分だけのお気に入りページを作成できたり、企画展やカフェなどのページにコメントを残すことができます。ウェブサイトに繰り返し訪れてもらう施策として、大変効果的だと思います。
オンラインで寄付をすることもでき、そこから得た資金で実現されたプロジェクト、作品の修復や新規作品の取得などの結果が報告されています。
このように、ルーブルのサイトでは、実際に訪れる前にまたは訪れた後も、オンラインでルーブルに参加しつづけることができる仕掛けがいくつも組み込まれています。
オンラインからオンサイト(オフライン)へ、オンサイトからオンラインへ。いわゆるO to Oが成功している事例です。 ビジネスサイト、ECサイトの企画を考える場合でも、ルーブルのサイトにはたくさんのヒントがあるのではないでしょうか。

Museo de Louvre
Museo de Louvre

Museo de Louvre -ルーブル美術館

http://www.louvre.fr/

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