Webインテグレーション事例
慶應義塾病院オリジナルの医療・健康情報データベース
慶應義塾大学病院様 KOMPAS
http://kompas.hosp.keio.ac.jp/
1つのデータベースを、院内のPCからはアプリケーションとして、
院外からはWebサイトとして公開
| お客様の依頼 | 本プロジェクトの特長 | お客様の声 |
お客様の依頼
慶應義塾大学病院では、患者さまへの情報展開として、全てオリジナルで医療・健康情報のデータベースを構築しました。
薬の待ち合いの横に「健康情報ひろば」を開設し、文献が参照できるほか、パソコンで医療情報を検索できるようになっています。
このデータベースは構築して1年後の2010年3月に、Webサイトとして公開し、病院を訪れた患者さまのみならず、一般の方にもご覧いただけるようになりました。
本プロジェクトの特長
1) 多くの患者さまに快適にご利用いただけるデザイン
2) データ管理にMovableTypeを採用
3) 院内の「健康情報ひろば」のPCでは、タッチパネルに対応した独自開発のアプリケーションとして稼働
4) 院外からはWebサイトとして閲覧できるようにバージョンアップ
1) 多くの患者さまに快適にご利用いただけるデザイン
院内のタッチパネル用画面デザインにおいては、できるだけ見やすい文字の大きさ、色を検討し、多くの患者様にも好感をもっていただけるように、すっきりとしたテイストとシンプルなインターフェースをご提案しました。

2) データ管理にMovableTypeを採用
医療・健康情報のデータベースを作るに当たっては、後々の管理のし易さを念頭に検討を行い、CMSツールとしても利便性に優れたMovableTypeを採用しました。
「健康情報ひろば」での情報公開もMovableTypeから出力したデータを使用することで、初期の500件以上の医療・健康情報ページ作成や、その後のWebサイトへの展開も、スムーズに、コストを抑えて実現することが出来ました。
3) 院内の「健康情報ひろば」のPCでは、タッチパネルに対応した独自開発のアプリケーションとして稼働
「健康情報ひろば」のPCはインターネットに接続されており、OS付属のブラウザでは目的外の利用が危惧されるため、独自のブラウザアプリケーションを構築しました。タッチパネルでも使い易いように文字配置を工夫した検索用のソフトウェアキーボードや、外部サイトを表示した際にKOMPAS外であることをお知らせする機能なども付加しています。


4) 院外からはWebサイトとして閲覧できるようにバージョンアップ
2010年3月には、院外からも医療情報を閲覧できるようにWebサイトとして公開し、同時に、掲載されている500件以上の医療・健康情報についても内容を大幅に見直し、全体的な情報の更新を行いました。
現在は、内外の方々に広く慶應義塾大学病院で取り組んでいる最新の医療を知っていただくため、毎月「最新の医療紹介」を更新しており、その他の医療情報についても随時更新をしています。

お客様の声
このたび慶應義塾大学病院発信の医療・健康情報WebサイトKOMPASを構築するためにハルデザインコンサルティングへお願いしました。KOMPASの立ち上げに当たって次の要件を依頼しました。
- スタート当初は、病院内のパソコンでのみ使用するため、インターネットカフェにならないように、ブラウザではなく、オリジナルプログラムの中でコンテンツが閲覧できるようにして欲しい。
- 将来的にはインターネットを介して一般公開するので、そのことを見据えて、ブラウザでもきちんと閲覧できるようにデザインして欲しい。
- 院内のパソコンの利用は、高齢者の患者さんが多いので、パソコン操作に不慣れな方でも抵抗なく利用できる画面構成と操作性を追求して欲しい。
- 内容更新を低コストで簡単な方法で行えるように設計して欲しい。
- ページごとのアクセスログ解析結果が欲しい。
ハルデザインからの回答は、1) Movable Typeで構築することによって、更新作業を容易にする、2) 院内での閲覧では、Windowsアプリを設計し、その中で閲覧することで、インターネットブラウジングを自由にできないようにする、3) タッチパネルでもキーボードでも操作できるように設計する、というものでした。ほかにもWindowsアプリから記事をきれいに印刷できるように調整するとか、Webによる内容修正ツールを用意するなど、肌理の細かい配慮もしていただきましたし、アクセスログも提供いただきました。
最初の1年間は病院内の専用パソコンでのみ使用し、その後、インターネット上に公開するという、難しい要望に低コストで応えて頂けたと思います。
病院外来に開設した「健康情報ひろば」では6台のパソコンを使って、毎日40名ほどの患者さんとそのご家族がKOMPASを閲覧していかれます。指タッチでも操作できますのでパソコン4台にはキーボードがついていません。マウスだけでキーボードなしのパソコンは、不慣れな方へも使ってみようという気持ちを誘うようです。
2010年3月にインターネット版を公開してからはアクセスログがぐんぐん伸びています。外来患者さん以外にも一般の方が慶應義塾大学病院の医師及び医療スタッフが書き下ろした記事を閲覧されていることがわかります。社会貢献につながっていることを嬉しく思います。
門川俊明インタビュー(2011年05月収録)
門川俊明
慶應義塾大学医学部医学教育統轄センター 専任講師
舘 田鶴子
慶應義塾大学信濃町メディアセンター(北里記念医学図書館)事務長


